大多和流、今風「門付け」宣言

「どこでもいい、なにもない空間―それを指して、わたしは裸の舞台と呼ぼう。ひとりの人間がこのなにもない空間を歩いて横切る、もうひとりの人間がそれを見つめるー演劇行為が成り立つためには、これだけで足りるはずだ。」ピーター・ブルック『なにもない空間』

私の演劇人生は、この土台の上に創り続けられた。それ以外にも沢山の方々の影響を数限りなく受けて来てはいるが、根本は、土台は、基礎は、ピーター・ブルック『なにもない空間』に尽きる。それを、とことんまで突き詰めて見たいと、いつの頃からか思い始めた。そう、とことん突き詰めてみる。

有るのは、演じる自分と観て下さるあなた唯それだけ。装置も、照明も、効果も、音楽も、スタッフも無し。唯、演じる私と、観て下さるあなたが、そこに居るだけ。私が生活している今、はたして、そんな「創造」が可能なのか。

可能である。可能有らしめたい。可能である事を証明したい。いや、そんな全てを試みてみたい。

平成がまもなく終ろうとしている2019年、私は新たな覚悟を持って、自分の演劇人生をスタートします。新しい試み、新しい出合い、新しい結果。それら一つ一つを自分の新しい演劇人生の糧として、歩き始めます。

「生きる」とは「創り続ける事」。「生きる」為に「創り続けます」。「創り続ける」為に、私は「生き」「生活し続けます」


*大多和の演技、語りを観たいと思って下さる所へ参り、その場の条件の下(スタッフ、照明、効果、装置などを用いず)で、演劇の面白さを共有出来たらと大多和は考えています。面白いと思って下さる方は、くすのきメールフォームより(スケジュールのページにある【お問い合わせ】をクリック)ご連絡下さい。宜しくお願い申し上げます*演劇企画くすのき