
道徳ハウス劇茶寮vol.8
高塩景子語り芝居「説経節かるかや(石童丸)」
真っ更のアトリエ空間に身一つを持ち寄り、展開されるパフォーマンス。
昨年より道徳ハウスを舞台としてスタートしたシリーズの第8弾は、東京都国立市を拠点に「語り芝居」という独自の活動を続ける高塩景子による「説経節かるかや(石童丸)」。
昨年4月の夏目漱石「夢十夜」通し上演の記憶も新しい語り芝居の新作が早くも登場。御期待下さい!
お客さまには1ドリンクを飲みながら、ゆっくりと御覧いただきます。
上演後、休憩を挟み、出演者とお客さまとの語る会も行います。
そして今回は語り芝居ワークショップも開催されます。是非ご参加下さい!
出 演 高塩景子(演劇企画くすのき)
舞台監督 尾関崇之(EARTH SOUND FACTORY)
制 作 寂光根隅的父
〇日 時 2023年3月11日(土)
「語り芝居ワークショップ」14時~17時
12日(日)15時 「説経節かるかや(石童丸)」
(開場は開演の30分前)
〇ワークショップ参加費 大人2,000円 子供 1,000円
〇「かるかや」入場料 2,500円
1ドリンク付き
※ワークショップとの通し料金4,000円
〇予約・問合せ
双身機関 jakounezuminopapa.1984@docomo.ne.jp
090-1625-6425(ジャコウ)
※受付は開場の10分前より
※客席は少なめとなっています。ご予約はお早めに。
※新型コロナウィルス感染拡大のため、マスクの着用、手指の消毒、検温等にご協力をお願いします。
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際には公共交通機関をご利用ください。 (周辺にはコインパーキングが数ヶ所ございます)
【作品解説】
説経節五説経の1つ。「かるかや(石童丸)」は信濃国善光寺親子地蔵のおはなし。
父、加藤左衛門繁氏はある日、花見の宴にて(桜の花は散らず、つぼみの花が盃に落ちたのを見て)世の無常を感じ遁世。出家して刈萱(かるかや)道心となる。母と石童丸は父を訪ねての旅に出る。
が、石童丸が父と別れたのは母の胎内にいる時。はたして石童丸は無事、父と会えるのであろうか。
【高塩景子(たかしおけいこ)】
1961(昭和36)年生まれ。東京都国立市在住。演劇企画くすのき代表。
介護福祉士。
山梨県立大学'(山梨県甲府市)非常勤講師、私立共栄大学(埼玉県春日部市)ゲスト講師。
好きなこと=地元の人たちと、その土地のお酒と地の物をいただくこと。
【語り芝居とは】
例えば絵本の読み聞かせを思い出してみて下さい。物語とセリフを大人は1人で語ってくれたと思います。
語り芝居はこのように、動きながら物語を語り、登場人物を演じ分けもします。
お客さんは絵を見るように役者を見ながら、お話もセリフも同時に聴くことができます。
お能や狂言などの伝統芸能に元々あった、語りと演技が渾然一体となった形式を使った現代劇、それが語り芝居です。
【語り芝居ワークショップ】
テキスト=宮沢賢治原作「どんぐりと山猫」より
「語り芝居」とは動く紙芝居。舞台上で演者が照明音響(生音)などの操作をしつつ語り、役を演じ、舞台転換も行うというもの。今回のワークショップでは舞台で演者が出来る事の可能性を広げてもらいたいと思い企画しました。語り芝居の表現が出来るようになると演者だけで舞台を作る事ができます。
語り芝居35年の高塩が初心者からプロまで教えます。
興味を持った方はどうか参加してみて下さい。3時間のワークショップです。