演劇企画「くすのき」とは・・・

演劇企画「くすのき」は1988年(昭和63年)に大多和勇、あきなんし、高塩景子の三人によって結成。

「町の小さなパン屋さん」を合言葉に、小さいけれども、暖かさと手作りが記憶に残る劇団です。

「語り芝居」とは・・・

例えば、絵本を開くと、絵と、お話の部分と「」(かぎかっこ)のところがあります。
読み聞かせは本を開いて、絵を見せながらお話していきます。
語り芝居はひとが動いて、お話もして、さらに出てくる人物を演じ分けていきます。
つまり絵本丸ごと一冊、動いて、語って、お芝居をするのを、語り芝居と呼んでいます。

わたし達は昔から色々な表現方法を用いて「言葉」の美しさ、豊かさ、力強さを楽しんで来ました。
各地の民話、むかしばなし、「能」「狂言」などなど。
そして、それらはすべて「芝居」と「語り」が一体となっています。

「くすのき」はシンプルな装置で、「観客」が「俳優」と一緒に創る舞台を目指しています。

それが、くすのきの「語り芝居」なのです。