一つ一つ、一人一人に丁寧に

演技指導として関わった市民劇場TAMA「インディヴィジュアル・ライセンス」公演も無事終了。創る事の面白さ、難しさ、深さと同時に、市民劇団と関わる事の難しさを実感した。

市民劇団に参加して、働きながら演劇に携わるのにも色々な携わり方がある。

何年か、自分の日常の中に、何か彩りの異なったものを取り入れてそれを楽しんでみる為の参加、

専門に演劇に携わるのは断念したが、仕事と同時に、演劇も自分の人生の大切な一面として生涯関わっていきたい、

働きながら自分の演劇を創ってみたいとの決意での参加、

文化祭の乗りで、自分を目立たせたい、自分を多くの人に見てもらいたい。としての参加、

その他etc.

市民劇団はそうした異なった目的を持った人達がグループを作り演劇活動を継続していく所です。ですから、それらをまとめて公演活動を継続していくのには、プロと違った難しさ、面白さがある。

(「市民劇場TAMA」は今年で何と四十周年だそうです!)


私としては、少しでも、面白くて、その劇団の目指す、又その演出家の目指す舞台を創る為の一員になりたい。その為の刺激、アドバイスを確実に発信したい。(その為に私は頼まれたのだ)

しかし、劇団員の置かれている創造状況と私の創造状況とは当然ながらまったく別物。押し付けは絶対にしたくない。しかし出来る可能性を否定して「見切る」事だけはしたくない。そう、丁寧に、丁寧に。

「・・・うーん、ここは言うべきか、それとも・・・うーん、うーん・・・」

そんなこんなで、自分の、「くすのき」の公演とは違った、苦しみ、楽しみ、発見を沢山経験させてもらいました。

疲れました。が、楽しい疲れでもありました。


沢山の、色々な創造活動が生き生きと続いています。そう、自分の条件に合った創造活動を多いに楽しもう!

「リウマチ性多発筋痛症」数値下がらずに、薬は以前のまま。気長に付き合っていくしかない。

老いる事の難しさをしみじみと感じる。

四国のワークショップ楽しむぞ!

その為には準備、準備。そう準備を万全に。