えーッ!嘘ーッ!有り得ないーッ!

こんな変てこりんな時間が、こんな長期に渡って、我人生に有ろうとは・・・。

人生終りあるまでは、何が起こるか分からない・・・。

「近松全集」(岩波)九巻まで読了。今十巻に入ったところ。こんなに沢山、長期に渡って浄瑠璃ばかり読む事は、もうこれからは無いだろう。これも、今度の「異状事態」の余波の一つ?・・・

「語り」(浄瑠璃)の天才、大名人、近松の作品であっても、今の私にとって演ってみたい作品は、九巻まででたったの三作品。(この年で、しかも私が、これから演ってみたい語ってみたいという事も、少し変?向う見ず・・・)

でも、人生必ず中途半端。一つ一つ、その時その時は、完成を目指して、創り、行動し、生きるのだが、創り上げ、一応完結となり、少したってみると・・・あーッ。あそこをこうして、ここをこうしてと・・・。

そう、完結はいつも始まりの合図。

いつも、いつも常に完成、完全を目指すが(でなければ観客にも、仲間にも、相手にも失礼)しかし、終ってみれば、そこは次への出発への合図。

それを、倦まず、飽ゆまず、生き続ける、創り続ける・・・

そう、それが人生の醍醐味。

さあ、明日も楽しもう!