久し振りの喜びを

先日、久し振りで大学生との表現活動が有った。ゲスト講師として九十分。二十数名(一年生から三年生、四学部合同)

最初に自己紹介と今日の課題、演劇表現の基礎を説明。そして「山頭火」の句を題材としての各人の表現を舞台上で。(各人三十秒から六十秒の表現。アドバイスと講評)

面白かった。楽しかった。感動した。興奮した。そして安心した。(私はまだ、若者と通じあえるんだ!共同作業が可能なんだ!)

こんなにも素直な若者が、今日初めて出合った人間を信頼して、こんなにも熱心に、自分を曝け出して、全力で、全身で、表現活動に集中してくれるんだ。そう彼等は表現者を目指している訳ではない。ただ、授業の一環として、今日、初めて私と出合い、そして九十分間を私と共に生きてくれた。それは上手いとか下手とか、才能が有るとか無いとか、そんな事よりもっと基本的な事。信頼、素直、熱心、集中、素朴さ、若さが持つ可能性、探究心、実行力、etc.・・・

ありがとう。勇気付けられました。とても、とても元気になりました。よーし、やるぞーという気力をもらいました。

ありがとう・・・ありがとう。