不意打に・・・
杜野木菟さんが亡くなった。突然、不意打に・・・。
私達の結婚式に来て下さった。(家内の保母学の同級生として。私には記憶にないが)
話はとーんと飛んで、「くすのき」結成後すぐ。
「くすのき」三人で作った宣伝物のあまりにも幼稚なのを見兼ねて
「あの、私こうゆうのに興味があるんです。お手伝いさせていただけませんか」
本当に控え目で、謙虚で、出しゃばらない女性。
それからずーっと、ずーっと亡くなる日まで、「くすのき」の宣伝物を創り続けて下さいました。(たまには小道具、衣裳等も)
私が木菟さんと初めて御一緒に仕事をしたのは、木菟さんが学童の仕事をしていた頃。子供達とワークショップを。木菟さんが公民館に移動してからは「くすのき」の公演を実現していただいたり、諸々の講座を。
「公民館という、時間、金額の制約の中で色々とやってみましょう」と、面白い、実験的で、ドキドキする講座を企画してくれました。
ありがとう、私の創造意欲を燃え立たせ、励ましてくれました。
「くすのきの学校公演を観てみたい」と千葉県の小学校まで来てくれて、仕込み、公演、片付けまでを・・・。
福島県喜多方市「喜多方発21世紀シアター」に「くすのき」が参加してから最後まで、一緒に参加して、宣伝、野菜、果物の差し入れ等々も・・・「そう、あれは『くすのき』の甲子園。あなたはその甲子園の大切な、無くてはならないマネージャー兼応援団・・・」
ありがとうございました。
あなたの見守りを心に、これからも一作品、一作品、全力で、楽しんで創り続けます。
・・・さようなら・・・