ああ・・・・・

二〇二一年も間も無く終り。月日の経つ事の何と速い事よ。

その月日の流れに竿差して、今年も又、創る事、創り続ける事に拘り続けた。でも何と溜め息を付く事の多くなった事よ。そう、演劇はライブ、生、観客との共同創作、それこそが命。何回何十回演じても、その都度事に、その日、その場所で、観客と創る。開演の合図と同時に創り始める、創り続ける。待ってはくれない。その為にはその為の準備、身体、声、気力等を、その瞬間に動き出せるように常日頃からの準備、鍛錬が必要。更にその準備、鍛錬の為の、毎日のトレーニング、土台作りが。

フウ・・・・・

今年は何とかやり続ける事が出来た。が、気が付けば満身創痍、どこも彼処も傷だらけ・・・。こんな状態だと来年は・・・

ああ!・・・・・

でもやりたいなら、創り続けたいなら、やらなくちゃ、

今年やった事を来年も・・・・・。

そう、誰が選んだのでもない。自分が決めた道なのだから。