反復がこんなにも・・・
反復がこんなにも気持がいいなんて。
五月公演予定の「吾輩は猫である」と来年公演予定の「マクベス一代記」
さらにレパートリーとして持っている「五重塔」、宮沢賢治作品八本、
「ういろう売り」を、計画に従って(多少は色を付けて)
毎日毎日、飽きもせずに、稽古、稽古、稽古。
今までの演劇人生で、自分自身の稽古の為に、こんなにも潤沢に、
時間、エネルギー、精神力を使った事は一度もなかった。
不可能だった。
それが今、可能に!
コロナ禍、年令、自分自身の心構え、人生プラン。
それら全てが組み合わさって今のこの状況を作り出している。可能にしている。
毎日の新しい試み!(ああでもない、こうでもない。
やっても、やっても、決して飽きる事のない毎日の稽古。
反復は、自分の可能性の鋤(すき)返し。
人生には、こうした幸せもあるのだなあ。