無理をしつつ無理をせずに・・・?

「リウマチ性多発筋痛症」のCRPの数値の推移は次の通り。(昨年2023年度分)八月0.03(これが普通の値だそうである)

九月0.03、十月0.26、十一月1.42、十二月2.64

その時期の活動内容と照らし合わせてみると一目瞭然、つまり演劇活動が活発になればなる程CRPの数値は跳ね上がる。数値は正直にその事を示している。

十二月に診察してもらった時の医師の言葉。

「あなたと同じ時期に発病した同年代の方は、もう略(ほぼ)完治しました。だってもう引退していますから。しかしあなたはまだ現役。引退すれば完治も目の前ですが、まだまだ演劇活動は続けるおつもりでしょう。となると、これからもCRPの数値が良くなったり悪くなったりが続く事が考えられます。私も同じ様な年ですからあなたのお気持、よく分かります。まあ、あまり無理をせず、気長に治療を続けましょう」

「はい、よろしくお願いします」

そう、演劇活動はこれからも、身体と気力と意欲と記憶力と創作力が有る限りは続けていきたい。しかし発病してまったく動けなくなった時のあのショック、怖さは今でも鮮明に覚えている。

あれはもう絶対に嫌だ、二度と味わいたくない。でも演劇活動はこれからも、可能な限り続けたい。ならばどうすればよいのか・・・。

そう、無理をしつつ、無理を承知で、無理をせずに・・・。

まるで矛盾だらけ。しかし、夢を、自分の選択した人生を進むには、その矛盾を生きなければ。

そう人生は矛盾だらけ。この世も矛盾だらけ。

けれども授けられたたった一度の人生・・・。

生きる、生きる、自分の人生を。

たった一度の自分の人生を。

・・・さて、今月の数値は・・・